しがいきもの倶楽部 里山保全活動

滋賀（竜王）工場

滋賀（竜王）工場には、里山林や草地、湿地などの地域性を示す自然環境があります。
また調整池やビオトープなどの水辺環境もあり、敷地内では現在850種を超える動植物が確認されています。
絶滅危惧種や希少種も多数含まれ、工場周辺の自然環境とともに、地域の動植物たちの貴重な生息地となっています。

この度、滋賀（竜王）工場では、ボランティアクラブ「しがいきもの倶楽部」を立ち上げました。
ダイハツの事業所があるからこそ、地域の生物多様性が保たれていると
地域の皆様におしゃっていただけることを目指して、構内の代表的な希少種の保全を楽しく行うことを目的としています。

会社休日に里山林前に集合し、担当エリアの保全活動を行いました。
カヤネズミ保全地は、外来植物セイタカアワダチソウを駆除することでカヤネズミの生息環境に必要な
ススキやカヤの生育を促進することを目指しています。
ヤマトサンショウウオの生息地である湿地は、素掘り池を作ることで、生息に必要な水辺エリアを創出しました。
活動後の各エリアは、活動メンバーの地域の自然を大切にしたい、という思いが溢れていました。
しがいきもの倶楽部のボランティア活動は今後も続けていく予定です。